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    2010年2月7日
    記事・報道
    「初スキー大山すべる 沖縄の児童 境港との交流で」
    (山陰中央新報)
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    境港市と長年交流を続ける沖縄県・伊平屋村の5年生児童たちが6日、鳥取県大山町大山、大山スキー場で境港市の児童らとともにスキーを体験、慣れない雪に悪戦苦闘しながらも、初のウインタースキーを楽しんだ。
    伊平屋村は沖縄県北端の島。同村産のモズクを、海産物のきむらや(境港渡町、木村隆之社長)が加工している縁で、1996年から交流が続く。夏は境港市の児童が伊平屋村を、冬は逆に伊平屋村の児童が境港市を訪れている。6日は、伊平屋村の児童、教職員17人が境港市の小学5年生や境港市教委の職員とともにスキーを体験した。スキーの履き方やストックの持ち方まで細かく指導を受けた後、ゲレンデへ。なかには初体験ながら、すぐにボーゲンでバランスよく滑る児童もいた。
    野甫小中学校のピニラ・クリストファー君(11)は「難しいけれど、最後にはできるようになりそう」と大張り切り。伊平屋村の西銘かなさん(11)も「これくらいの寒さは平気」と元気なところを見せていた。交流団の団長を務める野甫小中学校の金城勇一教頭は「島外へ出る機会が少ない子どもたちにとって、貴重な体験」と話した。一行は7日午前まで、境港に滞在する。

    ※本記事は(株)山陰中央新報社の許可を得て掲載しています。本記事の著作権は(株)山陰中央新報社に帰属します。