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    2010年7月8日
    記事・報道
    「モズク販売で環境保護 売り上げ一部を募金」
    (琉球新報)
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    伊平屋村と同村漁協、「海産物のきむらや」、日本生活協同組合連合会、生活協同組合連合会コープネット事業連合は1日、同村産モズクの売り上げの一部を環境保護のために募金する覚書を締結した。同村役場で行われた締結式には関係者ら約40人が参加した。覚書の締結で、生活協同組合で販売される「CO・OP伊平屋島産味付太もずく(土佐酢)」「CO・OP味付もずく(土佐酢)」「CO・OP味付もずく(米黒酢)」を1点購入するごとに、1円が村の環境保全のための「コープネット美ら島応援基金」に募金される。期間は8月9日から来年7月までで、初年度の募金額は100万円程度を想定している。
    伊礼幸雄村長は「村は自然環境の保護や景観維持などの事業に日々まい進している。伊平屋産モズクの健全な栽培のために活動してきたことが評価・共感された。環境への思いを真摯に受け止め、新鮮な商品を提供できるよう全村民で努力する」とあいさつした。「海産物のきむらや」の木村隆之社長は「15年前、子どもたちにもっときれいな海を見せたいと思い、毎年、交流事業をしてきた。今回の企画もずっと続けられればと願っている」と期待を込めた。

    ※本記事は(株)琉球新報社の許可を得て掲載しています。本記事の著作権は(株)琉球新報社に帰属します。