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    2013年11月20日
    記事・報道
    中東バーレーンの巨大企業グループ会長
    海産物のきむらやを視察
    (日本海新聞、山陰中央新報)
    イメージ
    海産物のきむらや視察 ビジネスの可能性模索

    バーレーンを中心に中東6カ国でファッション、飲食店、スーパーなど540店舗を展開する財閥の会長夫妻が19日、境港市渡町の海産物のきむらや(木村隆之社長)を視察した。22日まで滞在し同社のほか、鳥取、島根両県の観光地、飲食店を訪れ、ビジネスの可能性を探る。
    視察したのはジャワド財閥会長兼CEOのファイサル・ジャワド氏(60)と妻のジュディスさん。駐日バーレーン大使と親交がある木村社長(64)は2010年に同国を訪問。現地の経済人と交流した際にジャワド氏と知り合い、同社が研究するモズクの繊維成分「フコイダン」を売り込んだ。今年5月、経済交流で同国を再訪した木村社長がジャワド氏に自社の視察を依頼し今回実現した。
    ジャワド氏は木村社長らの案内で社内の高分子フコイダン抽出工場や人工多能性幹細胞(IPS細胞)研究室など視察した。フコイダンを使った健康食品などをバーレーンで販売する可能性については「商品の特性を消費者に説明するためには専門の販売員や専門医師の評価が必要。販売までは時間がかかる」と話していた。
    木村社長は「山陰の食品をグループ会社で販売してもらえるとうれしい」と地元食品を紹介する考え。ジャワド氏は「どのようなものが輸入に適しているのか滞在中に見てみたい」と話した。
    ※本記事は(株)新日本海新聞社の許可を得て掲載しています。本記事の著作権は(株)新日本海新聞社に帰属します。

    水産加工会社の製造工場を視察 バーレーンの財閥会長
    バーレーンのジャワド財閥会長兼CEOのファイサル・ジャワド夫妻が19日、水産加工品を製造する「海産物のきむらや(境港市渡町、木村隆之社長)を訪問。同社研究室やモズクから抽出したぬめり成分「フコイダン」の製造プラントを視察した。
    ジャワド財閥は、バーレーンやカタールなどでコンビニエンスストアやレストランなどを経営している。木村社長が2010年と今年、バーレーンを訪れたことがきっかけで親しくなり、来県した。ジャワド氏は、自身も飲んでいるというフコイダンの製造状況を確認。
    「フコイダンだけでなく、この地方から輸入できる、商談に持ち込める特産品があればと思い来た。」と目的と説明。木村社長は「鳥取県の水産物や食材も売り込みたい」と意欲を示した。視察は4日間で、米子市の鳥取大学医学部内のとっとりバイオフロンティアなども視察する。
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