新入社員を花で歓迎しようと、境港市渡町の「海産物のきむらや」(木村隆之社長)で1日、社員華道部による生け花展が始まった。社屋全体に春本番を告げる色とりどりの花々が並び、来場者を楽しませている。2日まで。
同社で20年以上続く恒例行事。華道部員16人が約半年前から準備を進めていた。
今年は「湧(WAKU)」をテーマに、草月流・山口清沙師範の指導で作品19点を仕上げた。色とりどりのバラや、鮮やかな黄色の花を咲かせたレンギョウ、チューリップなどを生けた作品が展示され、緊張した面持ちの新入社員5人の心を和ませた。
また、多くの人に作成品を楽しんでもらおうと、2日まで社屋を開放しており、訪れた地域住民らがじっくりと鑑賞していた。
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