食品メーカーでは、工場に入る際に靴を履きかえることは常識になっています。
ほとんどが作業靴に履きかえるのですが、工場内は湿度も高く、雑菌が増殖しやすい場所です。
さらに、作業靴には汗が溜まり、社員の衛生管理、健康管理にも支障がでてきます。
そこで当社がこの問題を解決するために開発したのが、保温、乾燥、除湿、殺菌、芳香の5つの機能を併せ持つ下駄箱「ステックス」です。
ステックスを開発、導入することにより、当社の衛生管理意識は格段に向上しました。
一人ひとりが個別に作業靴を管理することで、社員の意識をより高めることにも成功したのです。
当時は自社用としか考えていなかったステックスですが、当社見学された方々に好評を頂き、問い合わせが殺到した為、この製品を販売することになったのです。
その後、当社はベンチャー企業「ステックス」を社内に設立。実用新案特許、米国特許を取得しました。
現在は当社グループのフコイダン販売事業を行なうキムラファンクショナルフーズ(株)に統合されています。